旅は全て終わりましたが、何を思い出しても涙が止まりません…。これが楽しい記憶として保存できるようになるには、まだまだ時間がかかるんだと思います。
人間ってつらい記憶がどんどん減っていきます。そうしないと生きていけないから、それでいいんだと思う。多分、ともちゃんのことを思い出して泣くことも減っていくんだと思う。それは当たり前のことなんだけど、まるでともちゃんを思う気持ちまでが減っていくんじゃないかと…パパは薄情なんじゃないかと…そんなことを考えている自分がいます。
世の中の連れ去り離婚例を見ると、面会まで数ヶ月~数年かかるとか…。仮に、面会には応じると回答をもらっていても、直前で用事を作ったり子供の体調がすぐれないことにして断ったり…ということがしばしばあるようです。パパは毎日でも毎週でもともちゃんに会いたいですが、先方がどこまで応じてくれるかわからないし、全く期待していません。
そんな不確かなことに振り回されて生きるのは潔くなくて嫌いです。パパが会いたいと発言したところで伝えてもらえないだろうし、この際気持ちを切り替えて、ともちゃんがパパに会いたい気持ちを我慢できなくなるまで待とうと思います。こんな時代ですから、ともちゃんが何年か先にスマホを持って、「いわねさとし」って名前を検索してくれることを、気長に待とうと思います。
「パパは一般人じゃないの。ライブ出演もあるし、HPやブログもある。探す気になれば、簡単に見付かるんだよ?」そんな気持ちをここに残しておきたいと思いました。
悲しみが減った後に冷静に書かれたものよりも、今のこの気持ちを克明に残しておきたいと思いました。その方が、きっとともちゃんもわかってくれるんじゃないかなって思うから。
だから、ここでお別れなんです。
ともちゃん、元気でね。
立派に成長するんだよ?
パパ、ずーーーっと待ってるからね!
いつか音楽、一緒にやろうね!
パパはこれから新しい人生を歩みます。