いわいわねワイワイ(^^)/

フラメンコギタリストなのに最近はピアノばかり弾いてます(笑)

第25回 第一次収録終了4

通常の音楽CDのレコーディングでは、メトロノームを基準に打楽器やベースを録音し、リズムのズレはソフトウェアを使って修正してしまうようです。その修正に対して、多くの手間と費用(人件費)がかかります。また、完璧になる代わり、微妙に機械的な感じになってしまいます。

あたしが作りたいのは教則本用の音源CDで、200トラック以上のものを収録しなくてはなりません。これら全てに対して修正作業を行ってもらうには、費用や手間がかかりますし、みんなに伝えたいこととは違うものになってしまいます。

音楽CDのように整った、完璧なあたしを見せたいのではなく、「メトロノームに対して普通の人間がパルマを叩く練習をするとこうなるから、これを参考に練習して下さい」っていう教材を作りたいのです。

リズムに関する教則本ですから、リズムにこだわりは持ちたいですが、あまり細かくこだわるよりも自然さを伝えたいです。機械であるメトロノームと同じ正確さで叩ける人間などいません。そして、例のメトロノームは長い拍と短い拍の混合でできているので、それを機械以上に正確に叩ける人間なんているはずがないのです。

ある程度のズレは許容範囲として、作業を進めていくことにしました。これは、あたしが自室で作ったサンプル音源と同じですね。