シェリー酒買いました
たはは、普段はウィスキーばかりなので、シェリー酒を飲むのは久々だなぁ。
実は先日、某お店に出演した時に、お店の売り上げに協力しようと思って、売値で買ってきました。今は、どこのお店も大変な時期なので・・・。
ラベルの一番下に「JEREZ(ヘレス)」と書かれてます。
このヘレスというのは、実は街の名前なんです。
Jerez de la Frontera(ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ)
ここで作られていたワインなので、スペイン国内では
Vino de Jerez(ヘレスのワイン)と呼ばれています。
これを海外に広めようとした英語圏の人たちには、ヘレスの発音が難しかったらしく、シェリーと呼ばれるようになったと聞いています。
皮肉なもので・・・日本国内においても、ヘレスは知らなくてもシェリーを知っている人が圧倒的に多いでしょうね(笑)。
日本でも、少し大きめの酒屋ならTio pepe(ティオ・ペペ)辺りは、普通に手に入ると思います。
昔は苦手だった!?
実はあたしゃ・・・ヘレスに1年住んでたことがあるんですが、ヘレスに住むまでシェリー酒は苦手だったんです(笑)。なんか変にアルコール強いし、独特の風味がなんか苦手・・・って感じ。
んま、そんなのと関係なく、ただフラメンコがしたかったので、フラメンコにとって意味のある土地・ヘレスに住みたかったのです。
ヘレスでの生活の中で普通にバルに入って、
「何飲もうかなぁ?」
「あ、そういや、ヘレスに来たのにシェリー酒飲んでないじゃん」
と思い、たまたま注文した時に、その事件は起こりました。
へ?自家製!?
とあるバルに入って、シェリー酒を注文してみました。
「ヘレスのワイン下さい」
と注文したんですが、驚くべき返事が返ってきました。
「Tio Pepe o de la casa?」
(ティオペペ?それとも自家製?)
驚きましたよ~!
普通バルに入ってワインを頼んで、自家製を出してくる店なんかないじゃん!(笑)
これは行くしかないっしょ!?(笑)
かなり驚きつつも、自家製を頼みました。
コレね・・・ありえんくらい美味かったんです(^^)/
もう、その日から、そのバルの常連でした(笑)。
頼むものも、毎回自家製シェリー酒!
コレに慣れてからですよ。
ティオ・ペペのシェリー酒でもおいしいと思えるようになったのは。
あ、もちろん、ティオ・ペペもちゃんとおいしいものですよ?
ただ、何故だか、あたしにとっては・・・ティオ・ペペでは、シェリー酒のおいしさに目覚めることがなかったんです。
不思議なもんですねぇ~
あ、ついでに古い写真でものっけとこうかな(笑)。
当時住んでいた家の屋上から、カテドラル(巨大教会)をバックに撮った写真です。
うーん、解像度が低いけど、やっぱり12年も経つと・・・トシとったなぁorz