開店休業!?
本来ならば、週末は本番仕事やリハーサルで終日忙しい・・・というのが、例年のフラメンコギタリストでした。意地の悪い見方をすると、週末が暇なら開店休業状態であり(笑)、それが続くようなら引退と大差無いと言えるでしょう。
元々あたしは業界人からのウケは良くないので、週末の予定が全て埋まるわけではありませんでしたが、ここ最近は仕事が来ないのと、せっかく受けた仕事がキャンセルになってしまうのとで、半ば引退したようなものだと実感する日々を送っています。
政治・社会活動
ヒマになった我が身を持て余し、これまでの自分の人生を顧みて、日本で暮らす善良な人々のために何かできないか・・・と考えてはじめたものが、政治・社会活動でした。
あたしは元々このようなことへの関心は薄く、選挙すらまともに行かない人生を送ってきたので、この心境の変化には自分自身でも驚いているところです。
今週末土曜は渋谷で国民主権党のクラスターフェスで演奏、日曜は一般社団法人・武士道の街宣イベントに参加してきました。
どちらも、現在の日本に必要なことを訴えかけている貴重な政治団体だと思います。片方に所属している人も多いですが、あたしのように両方に共感して支援している人も多いです。
両方の場で顔を合わせることの多い人とは、すっかり顔なじみになりました。毎週末に顔を合わせていれば、そりゃ・・・ね(笑)。
彼らは周囲に対する愛情がとても深く、初対面でもとても親しみやすく、出会ってからあっという間に打ち解けることもあります。人見知りな自分にはなかった感覚なので、自分の人生は一体今まで何だったのだろう・・・と思ったりしています。
そして、無関心な人々・・・
どちらの団体のイベントでも、悲しくなることが多いのは、あたしの心が弱いからかもしれません。弁士(しゃべる人)が結構重要なメッセージを発信していても、ほとんどの人は何の関心も無く通り過ぎていきます。
たとえば、マスクを着用し続けることの健康への害、厚労省がマスクを適時外す指示を出していること、PCR検査が信用するに足らないものであること、コロナによる健康被害が水増しされていること、ワクチン接種が強制される可能性が高いこと・・・これらは、多くの日本国民にとって重要な関心事であるはずです。
しかし、思考停止に陥ってしまった人には、どんな情報もどんな想いも届かないのかもしれません。マスクをして、イヤホンをしながらスマホを見つめて、自分の世界に閉じこもって歩き去って行きます。
とても悲しくなります。叫びたくもなります。
「彼は、あなたたちのためになることを言ってるのですよ!?」
「いつまでそうやって、他人に決められた人生を歩むのですか!?」
「知らないうちにコントロールされていることに気付いて下さい!」
もちろん、理性があるから言いません。知らない人から感情をぶつけられたらビックリしてドン引きして、ますます閉じこもってしまうでしょう・・・言えないから、ただ悲しいんです。
そして、あたしには彼らを責める権利なんて絶対にありません。だって、彼らはみんな、少し前までの自分自身です。
情報弱者であることも知らず、限られた少ない情報の中で最良の選択をしていると思っているだけ、迷ったらみんなと同じことをして生きているだけ・・・悪意なんて基本的に無い善良な人たちです。
彼らを守って、彼らと共に同じ時代を生きて、共に平穏な日々を送りたい・・・その思いを形にしたいんです。
そして、そういう未来をともちゃんたちに残していくことが、先に生まれたものの責任、パパの責任だと思うのです。