買い物やお出かけを車で繰り返していたせいか、ともちゃんはプレマシーさんが大好きでした。パパと近所のスーパーに出かけるだけでも、「プレマシーさんで行く！」って…歩くのが嫌いだっただけかもですけど（笑）。３駅離れた所沢駅方面に遊びに行こうって時も、「電車で行く？プレマシーさんで行く？」って聞くと、ほぼ確実にプレマシーさんがご指名されました。
パパとママの関係が壊れてしまった後も、ともちゃんとパパはいつも仲良くしていました。しかし、それが突然に終わりをむかえ、ともちゃんとパパは会えなくなってしまいました。
そこから先のプレマシーさんは、あたしにとって、ともちゃんを思い出すつらい乗り物になってしまいました。休日にどこかに出かけようとしても、ついつい…ともちゃんと二人で行った場所に向かってしまいます。ともちゃんと一緒に聞いていた音楽を聞くこともできず、ともちゃんと一緒に歌った歌を唄うこともできなくなってしまいました。
せめて車好きの自分、車旅の好きな自分に新しい思い出を積み重ねようと考えて、北海道一周の車中泊旅行を計画してはみたものの…多分、ともちゃんを思い出すばかりであまり楽しめないだろうと感じて、旅行をやめました。
新しい人生を歩み始め、旅行よりもギタリストとして再出発することを大切だと思っています。何日仕事が続いて久しぶりの休日がやってこようとも、気分転換にどこかに出かけたいと思うことは無くなりました。せっかくやってきた休日なら、もっとギターを練習したいし、パルマやリズムの指導方法を考えたいし、ブログなどに力を使いたいです。
今までいろんな形で思い出を作ってくれたプレマシーさんの、役割が終わったと…そう思いました。
