いわいわねワイワイ(^^)/

フラメンコギタリストなのに最近はピアノばかり弾いてます(笑)

第168回 ばいばーい2

別の話題に移ったと思ったら、またしても「ばいばーい」です。

 

今回の「ばいばーい」は、押し入れに入れてあった保存用のギターケースです。普段使わないギター(最近ならアントニオ・ラジャ・フェレールなど)を入れておくケースでした。ハードケースだから、ちょっと重いんですよねぇ。普段使うには重くてストレスになります。写真を見て重さを想像できますか?
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んま、重いって先に言われると「すんごい重そう!」って思われるかもしれないけど、見た目ほどではないです(どっちなんだw)。持ったことが無い人が見たら、中に怪しげな銃器でも入ってるんじゃないか?っと想像するくらい重く見えるかもです。



あたしゃゴ○ゴじゃないです(笑)。
とっても平和的な人間ですよ(…多分w



今までずーっと使ってきたコンデちゃん2号(そんな呼び名だったっけw)を買った時に付属していたケースで、重いから普段使いはしていなかったけど、10年以上前に何度かスペイン旅を共にした相棒でもあります。

 

何故、この重いケースをわざわざスペインに持って行ったのかと言えば、(今は知りませんが)当時の海外の空港職員の扱いが、有名になるほど乱暴だったからです。



積み下ろしの際に、
乗客の荷物を投げるのは当たり前、
とまで噂されていました。



あたしが初めてスペインに行った時は、「隣が空席だったら、ギターを置かせてもらう」ということができたんですが、次第に…空席にギターを置く場合は、大人料金の半額分を徴収されるように変わっていきました。1000万以上の価値のあるバイオリンなら、仕方なく支払う気になるかもしれませんが、新品でも100万円程度のフラメンコギターに数万円のチケット代をかける気にはなれませんでした。っとなると、チェックインカウンターで預けることになります。



そして投げられるorz



あたし、スペイン人の全てがギターを大切にしてくれるなんて、全く信じてません。
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これ、スペインに渡る時にどこかで付いた傷です。国内でどのように行動しても、こんな傷が付いたことは一度もありません。どこまで乱暴なんだか…。

 

こんな体験があって…スペインに渡る時は、ギターをエアーパッキン(通称:ぷちぷちw)でくるんでからケースにしまって、ギターケースが開かないようにガムテームで何ヶ所か止めた上で、ケースの上からさらにぷちぷちで包みました。あたし、どこまでもしつこい性格(笑)。

 

んま、使わなくなったものは処分するのが、今のあたしですから…いろんな思い出のあるギターケースさんも、例外なく「ばいばーい」なのでした。

 

ああ、ホントなら…アントニオさんに付けて誰かの元に行ってほしかったけど、3つある金具の1つが壊れてしまっていたので、燃えないゴミ扱い…ちょっと悲しいです。金具が壊れた原因もスペイン旅だと思うと、ホントに腹立つけど…まぁ過去のことなので。

 

ばいばーい、ごめんねー
今まで、いっぱいありがとう^^