いわいわねワイワイ(^^)/

フラメンコギタリストなのに最近はピアノばかり弾いてます(笑)

第189回 コンデ兄弟

今日は予告通り、今日は11月2日(土)の話をしますね。

この日は、同じ埼玉県内でも若干離れた場所…坂戸で、踊り教室の発表会伴奏でした。前にリハーサルに行った話をしたかもしれません。へ?覚えてない?ああ、そうかもしれませんね。でも、ポニーテールのカワイイ店員さんに会えなかった喫茶店のある坂戸と言えば、思い出してもらえるかも(笑)?
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踊り教室の発表会自体は、特別珍しくありません。今回ちょっと面白かったのは、ギタリストが2人だったこと。最近は1人で弾くことが多いので、誰かと一緒にギターを弾くのが新鮮でした。

でも、誰と一緒に弾いても新鮮さを味わえるかっていうと、実はそうでもありません。あたしもそうなんですが…昨今のタブラオで弾いているようなギタリストの弾き方って、踊りやすい伴奏に特化しているものが多く、極端に言えば、誰が弾いても大差ないかもしれません。

西村忠久先生のギターは、そういった現代の奏法とは明らかに違う空気を作り出します。上の年代の方のギターは、現代フラメンコとは明らかに違う匂いを強く持っていて、それを知らない人には解釈が難し過ぎるかもしれません。

あたし、そういうちょっと古いものも結構好きだったりします^^。そういう時代があって、過渡期があって、現代がある…そういう流れ全体を割と受け入れられるタイプのようで、あたしにとっては、とても新鮮で懐かしい気持ちを思い出させてくれる時間でした。

ちょっと残念なのは、あたし…そういうフラメンコギターを本場で感じることができなかったんです。

あたしが勉強を始めた時代、そういうギターを弾くスペイン人はほとんどいませんでした。歌伴奏を中心に活動しているギタリストならば結構いたんですが、踊り伴奏では別の弾き方が主流になっていました。

忠久先生のような弾き方も好きでいられるのは、かつての師・大沢憲三先生のおかげですね。懐かしい人を思い出してしまった。憲三先生…お元気でしょうか?憲三先生に会わなかったら、多分あたしプロになれませんでした。在籍した期間はとても短かったですが、ずっと感謝しています。


さて、今回のお題は「コンデ兄弟」なんですが、あたしの使っているコンデちゃん4号は、正しくはコンデ・エルマノスです。エルマノスは男兄弟の意味なので、まんまですね。

なんでこんなタイトルを付けたかというと…コレです。
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たはは、忠久先生もコンデを弾いています。しかも、面白いことにサウンドホールの模様が、全く同じなんです(笑)。

今回、コンデ兄弟として共演させていただいて、お近付きの印(?)にセヒージャ(カポタスト)をいただいてしまいました。そろそろ買い替えようと思っていたところなので、とっても嬉しいです!
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しかも、セヒージャまでも色違いでおそろいで(笑)

忠久先生、本当にありがとうございました。またご縁があれば、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

長くなっちゃったんで、続きは明日にしますね~