ギタリストは音楽の仕事だし、売上が全てということではないはずですが、営業職的側面も確かにあります。その意味では、人の顔と名前を憶えて如才なく振舞えることも、多少は求められるのかもしれません。正直言って、あたし興味ないけど…（笑）。
では、人の顔と名前を覚えられるように努力を重ねたら良いのでしょうか？何百人という名簿に大きな顔写真を付けて、全員を記憶できるまで、毎日努力をすればいいんでしょうか？これがギタリストのあるべき姿とは、あたしにはどうしても思えなくて…。
だって、どっかの会社の営業マンならともかく、フラメンコの業界人が人の顔と名前を覚える努力をしているなんて話は、聞いたことがありません。みんな、普通にしていて覚えてるだけじゃないでしょうか？あたしは普通にしていて覚えられず、みんなは普通にしていて覚えられる…それだけの差ではないでしょうか？
あたしはギタリストだから…ギターを弾くことが仕事です。共演者の要望をしっかりと覚えて、一緒に良いステージを作ることができれば充分ではないですか？それができないのなら、できるように努力しなきゃいけないと思うけど、人の顔と名前を覚えることはステージとは関係が無いです。
っと考えてくると、記憶能力が変な方向に偏らなくて良かったって思ってしまうんです。つまり、人の顔と名前は完璧に覚えられるのに、曲のことを全く覚えられないギタリストと、今のあたしとどっちがマシかって（笑）。
「いわねさんって、リハーサルやっても全然覚えてくれないから最悪！」って言われるくらいなら、「いわねさんって、顔と名前を憶えてくれないから最悪！」って言われた方が、まだ傷付かない（笑）。あたしが人の顔と名前を覚えられないのは残念なことだと思うけど、開き直って生きていく方が潔いと思うんです。
さて、昨日の冒頭の話に戻ります。
懺悔とは「自分の以前の行いが悪い事だったと気づき、それを悔いて（神仏などに）告白すること」だそうです。
あたしは今回、あたし自身の悪いところを悔いて告白したんです。それだけです。改めようなんて思いません。懺悔の使い方、これで合ってるでしょう（笑）？
こんなあたしが嫌いな人は、離れていってしまうかもしれませんね。でも、こんなバカ正直に懺悔するあたしを多少なりとも理解してくれる人がいてくれたなら…あたしを見かけて話しかける際には、どうぞ優しくしてやって下さい（笑）。
あたしに悪意はありませんが、あたしは多分あなたのことを覚えていません(^^)/
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うあ、最悪だコイツｗ
