いわいわねワイワイ(^^)/

フラメンコギタリストなのに最近はピアノばかり弾いてます(笑)

第298回 撮影について考える

昨日の話の続きです。

練習伴奏動画の現状は昨日のブログでお話しした通りなんですが、単に撮影と一般公開に協力してくれる人が増えれば済む問題…でもないんです。って欲張り過ぎかな(笑)。

っというのも、昨今、スマートフォンなどの録画機器の進歩がめざましく、レッスン内容を録画することは当たり前になってきました。動画の撮影を認めない踊り教室は減り、生徒さんたちは撮影することが当たり前のようになっているように感じられます。

しかし、そうやって撮影された動画を有効活用できているかと言えば、必ずしもそうとは言えないように思うのです。

「習った振付を順番通りに覚えるための撮影」…この意味では、充分に活用されていると思います。しかし、その先はどうでしょうか?

振付を覚えた後、先生と同じレベルで振付を踊れるようになってはじめて、その曲の勉強は終わりと言えます。先生との実力差を縮めることが勉強です。

「レッスンの時間内に何を吸収できたのか」

これがもっとも注視すべき点なのです。日常的によく使われる言い方をすると、いわゆるbefore-afterですね。

「レッスンの前後で実力がどのように変化したか」

これを知るための録画…こういった考えを持ってレッスンに臨んでいる人は、あまり多くないように思われるのです。

いわねの練習伴奏の動画は、現在のところ1件しかアップロードできていませんが(許可待ちが数件w)、練習による上達がわかりやすいように編集してあります。練習前の悪い状態と、練習後の良くなった状態をしっかりと覚えて、良い状態を反復して練習することで実力がついていきます。

上達しているのがわかると純粋な喜びを感じることができるので、練習するのが楽しくなり、ますます練習に熱が入り、上達が加速します。

練習伴奏の場で、明らかに出来が良くなっているのに、上達をあまり実感できない人もいました。踊ることに神経を使い過ぎていて、自分を客観視することができなかったのだと思います。しかし、練習のbefore-after動画を見たら、自分を客観的に見て上達を実感できるのではないでしょうか?

もちろん、ご自身で撮られた動画を見ることで、上達を実感したり反省することもあるでしょうが…いわねが編集した動画を見るのとは、違う見方をするのではないでしょうか?

たとえば、苦手意識の強い箇所を見て、上手に踊れない自分を嘆いたりしていませんか?上手に踊れないことは残念なことですが、そのような感じ方をしていても、上達への道は近付いてきません。

撮影した動画の見方・使い方を知っていただくためにも、練習伴奏の撮影と編集をいわねに任せていただきたいと思うのです。

出来上がった練習伴奏動画をご覧いただいた上で、ご自身の上達を実感できて嬉しかったと感じていただけたのなら、それをより多くの人に伝えるために、一般公開にご協力いただけたら…と思うのです。

その動画を見た人が同じように、練習伴奏による上達を喜んで、フラメンコをより一層楽しめるようになっていくと思います。

って、書いているうちに、裏ブログの内容じゃなくなっちゃった(笑)。この話を推敲して、HPに載せることにします(笑)。

無駄な話ではなかった…と思うし、いいよね?今日のブログはこんなんで(笑)。