いわいわねワイワイ(^^)/

フラメンコギタリストなのに最近はピアノばかり弾いてます(笑)

第35回 人間万事塞翁が馬

「にんげんばんじさいおうがうま」と読みます。あたしと同じように、この言葉に勇気づけられる人もいるかもしれないので、ここに残しておきます。

中国の北方に住んでいた占いの得意な老人(塞翁)の飼っていた馬が、逃げていなくなってしまった。人々は老人に慰めの言葉をかけたが、老人は「これは幸いになるだろう」と言った。しばらくすると、逃げた馬が立派な馬を連れて帰ってきた。人々はお祝いの言葉をかけたが、老人は「これは災いになるだろう」と言った。しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足を骨折してしまった。人々は老人にお見舞いの言葉をかけたが、老人は「これは幸いになるだろう」と言った。それから一年後に隣国との戦争が起きて、若者たちのほとんどが命を落としてしまったが、老人の息子は足を骨折していたため、戦争に行くことなく命が助かった。

人間に起こる「幸・不幸」は予想のできないもの…であれば、それに一喜一憂して生きるのはつまらないことでしょう。他の解釈もできます。幸福を純粋に喜ぶのは子供過ぎるし、不幸をただ悲しむのも悲観的過ぎるでしょう。次に何がやって来るのかわからないのだから。もちろん、だからこそ、今を最大に楽しもうというのも間違いではないと思う。

あたしがここから得た一番大きいことは、全てを達観すること…かな。
日々できることを積み重ねて、結果はただ受け止めるか受け流す…そういう時間を続けて生きていこうと思う47歳であった・・・まる(笑)?

次回からは、また別のお話をしていきますね~