音量を上げよ!
何の音量を上げるって・・・電子ピアノの音量を、です。
電子ピアノ購入から10日程度ですが、練習開始直後から違和感を覚えていました。
今回はそんなお話です。
電子ピアノの弊害
昔からあった生ピアノ(グランドピアノ、アップライトピアノ)ではなく電子ピアノを選択した理由は「音量の調節ができる」ことに尽きます。ヘッドフォンを着けて深夜にも練習できるし、周囲の住宅への配慮も必要ありません。
しかし、音量を調節すると言っても、早い話が最大音量を絞ることになります。
フォルテッシモ(強い音)とピアニッシモ(弱い音)の差を表現することはとても大切ですが、最大音量を絞った状態では差が小さくなります。これでは表現力を磨くことは難しくなってしまいます。
ヤマハのホームページ
この件に関して私はいろいろ調べてみましたが、製造元・ヤマハのホームページにある言葉に納得しました。
まともな練習をするためには、マスターボリュームを半分以上に上げる必要があるとのこと。
これが欠けていると、いざ本物の生ピアノを弾くと・・・音量の大きさに驚いてしまったりして、まともに演奏できなくなる可能性が高くなります。
解決策
周囲の住宅への迷惑を考えると、単純に電子ピアノの音量を上げるわけにはいきません。生ピアノを買った方が良かったことになります(笑)。
私の考える最良の方法は、一日10分でいいからスピーカーから大音量で音を出し、それ以外はヘッドフォンで大音量で練習すること。
そして、ピアノ教室へ通うことです。
アップライトピアノでピアノ教室をやっているところは、ほとんどないはずです。グランドピアノで本来の音を聞きながらレッスンを受けることができます。
本物のピアノに触れる時間を確保しつつ、できるだけそれに近い環境での練習を繰り返すことが大切ではないでしょうか?
っというわけで・・・
近々、自宅から徒歩2分のピアノ教室へ相談に行ってみるつもりです(笑)。