この記事は完全なる自己満足です。無駄に長いし、暇人以外はそのままお帰り下さい(何w
レコードのある生活♪
2ヶ月ほど前、お袋殿が腰を痛めてしまい、自宅の二階に上がれなくなりました。
二階は私だけの空間になったので荷物整理などをしていましたが、子供の頃に聞いていたレコードが20枚ほど出てきました。
アナログの良さを大切に想う人が多く、レコードのある生活をはじめる人が増えているそうです。静かなブームみたいなものでしょうか?
そういうものに惹かれる私は、憑りつかれた様にステレオセットに散財してしまいました(笑)。
興味のある方は、こういう動画なども参考にしてみて下さいね。
レコードプレイヤー購入!
「音が聞こえればいい」くらいの気持ちならば、一体型のもので良いと思います。1万円以下でも始められます♪
私はレコードに回帰して、これから一生続けようと思ったので、レコードプレイヤー+アンプ+スピーカーで10万円以上使ってしまいました(笑)。散財は少し痛いですが、今回お金の使い方についても考えることができました。
私はお洒落な洋服や靴、立派な車などを買いたいとは思わないのです。自分の心がワクワクする、心底喜べるようなものにお金を使いたい…そういう私の気持ちは最大限満たされました。この散財は間違っていませんでした。
蘇る記憶 トリオのROXY
大昔、トリオ(ケンウッドの前身)のROXYを使っていました。写真はネットから拾ってきたもので、単なるイメージです。私の愛用していたものはもっとショボいです(笑)。
お年玉を貯めて買ったステレオが大好きで、レコード、ラジオ、カセットを毎日聞いていました。何年か後には、ケンウッドのグラフィックイコライザーを買い足して、音質の変化を愉しんだりしていました。
次第にレコードが廃れてCDが主流となると、CDプレイヤーを買い足して使っていましたが、学生から会社員になる頃に様々な部分が壊れていき、簡易的なミニコンポを買い直しました。
その後はPCが高度に発達し、ステレオセットの無い生活に慣れていました。こういう人は多いかと思います。
40年ぶりの設置・接続
今回私が購入したのは、レコードプレイヤー、アンプ、スピーカーなので、それぞれを接続しなくてはなりません。レコードプレイヤー+アンプは赤黒のコードを差し込むだけで簡単ですが、アンプ+スピーカーではスピーカーコードが必要になるので、家電量販店へGO!
コレです!コレ!
懐かしいなぁ・・・このコードの先端を指でクルクルとねじって、アンプ側とスピーカー側に差し込んでロックする。昔よくやりましたねぇ。
ところが!
いざ接続しようとすると、思っていたようにできませんでしたorz
バナナプラグ?知らないよ、そんなもの(T_T)
調べてみると、「バナナプラグ対応」という見慣れない文字が…。
接続を良好にするために、最近ではこのタイプが多いみたいです。バナナプラグがないと接続できないようでした;;
仕方なく再度買い物にGO!
2個で3000円も使いましたorz
需要が少ないから仕方ないのかな。1つは色が薄くなってるし…なかなか売れずに変色してても中身は大丈夫と信じました(笑)。
早速、作業開始!
このバラけているものをクルクルとねじって安定化させ、バナナプラグを付ければ、アンプとスピーカーをつなぐことができます。老眼が進んでいるので眼鏡が必要なのが昔と違いました(笑)。
アナログ感ハンパなし!
なんとか接続が完了して、無事に音を出すことができました!
【レコードのある生活♪】
— いわねさとし(社会活動家・フラメンコギタリスト) (@1wanesa104) 2023年5月10日
私の感想はリプ欄にて。 pic.twitter.com/uSuySjyG8A
CDと違って雑音が多いです。音が飛ぶ場合もあります(笑)。
レコードが汚れているのが一番の原因なので、手間をかけてクリーニングしていきます。けど、こういう手間をかけて大切に聞くということが私の心を捉えます(笑)。
大昔のカセットでは、気に入った曲だけを録音して再生できました。CDが主流となって以降は、気に入った曲ばかり連続再生するのは当たり前でした。レコードでそれを行うのはかなり面倒です。だからこそ、全曲を大切に聞くことができます。
意外とオトクなレコード
自宅近くのハードオフにはレコードのコーナーがあります。
今までは縁がなく見向きもしませんでしたが、今日の私は違います(笑)!
最初からごっそりと買い漁るつもりでした。
ほぼクラシックばかり、レコードを18枚買いました♪
上の3枚だけ、300円、500円ですが、他は全部1枚100円。コレはオトク!
18枚買って2400円程度って、めっちゃ安いです!
ハズレがあっても恨みは残りません(笑)。
ちなみに、状態の良いレコードやみんなが欲しがりそうなものは、当時の定価より値段は高くなります。その辺りは、欲次第ですね。
お手入れ用品
お手入れ用品が音響メーカーから発売されているようですが、自力で手入れしている人の動画などを見て、簡易的にやってみようと思いました。
ただの水でも大丈夫なようです。
「レコードの表面は触っちゃいけない」と思い込んでましたが、水で洗い流している動画もあり、あまり神経質にならなくても良いようです。
懐かしいジャケ買い
知らないアーティスト、知らないジャンル・曲なのに、ジャケットが素晴らしくて買ってしまうことを「ジャケ買い」と言います。
レコードのサイズだからこそ、魅力を感じるんだと思いました。CDのサイズで、1枚3000円近くもしたら、衝動買いをすることはそうそうできません。
今回まとめ買いしたうちの1枚、ショパンの前奏曲集です。レコードの形がジャケットに残っちゃってるのが古さの証明ですね。確かに100円じゃないと誰も買わないでしょう(笑)。
裏面は作曲者、曲、演奏者の紹介ですが、音楽を聞きながらゆっくりと読む時間が私は大好きです♪
レコードだからこそ、こういう時間を愉しめます。
好きな音楽だけyoutubeなどで聞くのは便利ですが、なんかつまらないって思うのです。
最後に
「世の中が発展して便利になると失われるものがある」
今回はそれをとても実感しました。
私の買ったステレオセット1式は、手軽さに慣れていた私には面倒なことがたくさんありました。設置・接続をするために、付属マニュアルの一部はかなりじっくり読みました。
現代人はコレができなくなっています。
マニュアルが付属していても、極力読みたくない(笑)。マニュアルを読まなくても使える製品ばかりが売れています。頭を使うようなものは面倒くさい…つまり、頭を使わずに生きることに慣れています。
便利なものを否定する必要はありませんが、あえて不便なものも使い、その良さや有難みを感じて、感謝の心を大切に生きる…そういう生き方に魅力を感じるのです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。